味噌は、お土産や贈答用にも喜ばれます。味噌と言えば長野の信州味噌が全国シェアの約50%を占める有名ブランドの米味噌ですが、実は全国には原材料や味、色の違いで、米味噌以外にも味噌の種類があります。こちらでは、味噌の種類と味の違いについてご紹介します。おいしい味噌の知識を得て、日々の食卓を充実させたり、喜ばれる贈り物選びに役立てたりしてください。
長野の信州味噌に代表される米味噌は、その名のとおり米が主な原材料です。日本でもっとも多くつくられているのもこの米味噌ですが、全国には米以外の原材料を用いた味噌も存在します。こちらでは、主な原材料と味噌の種類をご紹介します。
米麹、大豆、塩を原材料としている味噌。長野の信州味噌もこれに含まれます。日本に流通している味噌の約80%が、この米味噌です。
麦麹、大豆、塩を原材料としている味噌。主に九州、四国、中国地方でつくられています。味噌全体のシェアのうち、約5%です。
豆麹と塩のみでつくられた味噌です。中京地方でよくつくられています。味噌全体のシェアのうち約5%で、赤だし味噌が有名です。
上記の米味噌、麦味噌、豆味噌のうち2種類または3種類を調合したもの、もしくは混合した麹を使ってつくられた味噌のことを言います。調合味噌は、味噌全体のうち約10%のシェアです。
また、原材料ではなく味噌の味で種類が分けられることもあります。味は、同じ材料を使っていたとしても、塩や麹の量で変化するのです。主な味噌の味の種類としては、以下のものが挙げられます。
さらに、色による分類も可能です。色の違いは、原材料となる大豆を蒸しているか煮ているか、また発酵させる期間などで変化します。主な種類は、下記のとおりです。
このように、味噌は細かく分類され、それぞれに味や香り、向いている用途が異なります。長野にある信州味噌の老舗・丸井伊藤商店の通販では、複数の味噌を食べ比べられるセットを販売しています。迷ったら食べ比べをしてみるのも楽しいですし、お土産や贈答用にもおすすめです。
味噌の味は、甘味、旨味、塩味の3要素に酸味や苦味、渋味などが複雑に絡まって決まるものです。こちらでは、特に流通の多い長野の米味噌を例に、甘味、旨味、塩味の3要素がどのように変化しているのかをご紹介します。
原材料である米は、アミラーゼという酵素の働きにより分解され、発酵熟成をする際に甘味が作り出されるのです。そのため、米麹の配合比率が多いほど甘味が強い味噌ができあがります。
味噌を直接舐めると塩味を感じますが、トゲトゲとした鋭い塩辛さではありません。これは「塩なれ」といい、同じ塩分濃度でも旨味や酸味成分の影響で角のある塩辛さが減る現象です。そのため、味噌の塩味はまろやかに感じます。
味噌は発酵が進んでいくと、大豆に含まれるタンパク質をアミノ酸へと分解します。こうしてできたアミノ酸は、旨味成分であるグルタミン酸です。熟成期間が長いほど旨味が増し、先述のとおり塩味の角を取るのでコク深くまろやかな味に仕上がります。このように味噌は、それぞれの要素が絡み合うことで味ができていくのです。
長野にある丸井伊藤商店では、味噌の手作りキットを販売しています。熟成期間や塩の量などをご自身で確かめながら、手作りの味噌づくりを楽しめるのでおすすめです。自分で手間暇をかけた味噌が一番おいしいと感じるかもしれません。
味噌は、長野の信州味噌に代表される米味噌だけではなく、原材料の違いによっていくつかの種類があります。それだけではなく、熟成させる期間や材料の配合比によっても味が変わり、土地ごと、メーカーごとに多彩な味噌が日々つくり出されているのです。様々な味噌を取り寄せて日々の食卓を充実させたり、遠方の土地の味噌をお土産や贈答用にしたりと、味噌をぜひ広く活用してください。
長野のおいしい信州味噌をお探しなら、創業100年続く老舗・丸井伊藤商店をご利用ください。様々な種類の味噌を販売しています。お試しセットもございますので、自分に合う味噌を探したいという方はぜひそちらをお試しください。
会社名 | 有限会社丸井伊藤商店 |
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