どぶろく酒は長野を代表する名産品の一つですが、近年まで製造は禁止されていました。こちらでは、酵母・米麹・水にこだわったどぶろく酒を製造販売する丸井伊藤商店が、どぶろく祭りとどぶろく酒の歴史についてご紹介いたします。どぶろく酒を贈り物にお考えの方は、ぜひご覧ください。
米と米麹、水からできるどぶろく酒は、日本で古くから愛されるお酒です。神事に用いられることも多く、現在もどぶろく酒を振る舞うお祭りが各地で行われています。
長野県茅野市にある御座石神社で行われる祭りで、700年以上の歴史があります。鎌倉時代にはじまったとされ、市指定無形文化財にも指定されています。毎年、祭りのために氏子の当番が決められ、できたてのどぶろくが振る舞われます。どぶろく当番はおおよそ一ヶ月をかけ、神社境内にある土蔵でどぶろく酒を仕込みます。
愛知県大府市にある長草天神社で行われる祭りで、市指定無形文化財にも指定されています。どぶろく酒が振る舞われる他、空想上の生き物である赤ら顔の猩猩(しょうじょう)が境内を歩きまわる「猩猩(しょうじょう)めった」も行われます。
岐阜県と言えば、世界遺産で有名な合掌造りの白川郷の他、どぶろく祭りも忘れてはいけません。飯島八幡神社や白川八幡神社など5カ所の神社で、五穀豊穣や家内安全、地域の平和を山の神様に祈ります。祭りでは、獅子舞や雅楽人が町を練り歩いた後、今年つくられたどぶろくが奉納され、参拝者に振る舞われます。
大分県杵築市にある白鬚田原神社では、五穀豊穣と長寿祈願としてどぶろく祭りが開催されます。振る舞われるどぶろく酒は、2日で2,000リットルにもなり、参拝客は年に一度の希少なお酒が楽しめます。有志による神輿や、神社の名にちなんだ鬚コンテストなども行われ、地域の温かさを感じられる祭りとして人気があります。
どぶろく酒の歴史は長く、日本酒のルーツであると考えられています。近年、再び脚光を浴びるどぶろく酒の歴史についてご紹介しましょう。
どぶろく酒は、古来より作られた原始的なお酒で、その歴史は稲作が伝わった弥生時代にまで遡るとも考えられています。紀元280年頃の魏志倭人伝にも、飲酒を示す表現があります。米作りと同時に、多くの農家でどぶろく酒が作られ、豊作祈願などの神事にも利用されていました。その後、長く日本人に親しまれていたどぶろく酒ですが、明治時代には酒造税のため、自家製の酒造りは禁止されるようになりました。
明治以降、禁止されていたどぶろく造りですが、2002年になり、「どぶろく特区」でのみ製造が許されるよう規制が緩和されました。現在では、全国200カ所ほどがどぶろく特区として認められています。中でも、長野県茅野市内の御座石神社では、700年以上続くどぶろく祭りが毎年開催され、どぶろくの聖地として注目されています。
長野県茅野市にある丸井伊藤商店では、米は八ヶ岳山麓のヨネシロ、酵母は長野県のアルプス酵母、水は八ヶ岳伏流水を使用し、長野の清酒製造技術でどぶろく酒の製造販売を行っています。飲み比べセットもご用意していますので、ご自宅用にはもちろん、贈り物用としてもぜひお買い求めください。
米麹の栄養がそのまま詰まったどぶろく酒は、日本各地のどぶろく特区でつくられ、御座石神社どぶろく祭りや長草天神社どぶろく祭りなども開催されています。
長野の丸井伊藤商店では、酵母・米麹・水にこだわったどぶろく酒の製造販売を行っています。お酒好きの方にはもちろん、健康志向の方や美意識の高い女性などへの、贈り物としてもたいへん好評ですので、ぜひお買い求めください。
会社名 | 有限会社丸井伊藤商店 |
---|---|
住所(本社・工場) | 〒391-0013 長野県茅野市宮川茅野4529 |
フリーダイヤル | 0120-72-2057 |
TEL | 0266-72-2272 |
FAX | 0266-72-0984 |
メール | info@misokengaku.jp |
URL | https://www.misokengaku.jp/ |
営業時間(店舗) | 9:00~19:00 |
定休日 | 無し(年中無休) |
アクセス |
|