味噌の仕上がりを大きく左右する「麹造り」はまず原料の米を洗い、一晩水に浸け(浸漬)、その後蒸します。
この時に米が外硬内軟となるように蒸すのが重要で、蒸し釜全体が均一に蒸せるよう工夫しています。
その後麹菌を付け(種付け)、製麹装置(トムゼット)に入れ、2日間かけて麹をつくります。
麹の繁殖が最も活発になる温度と湿度に調整し、また全体にまんべんなく麹を行き渡らせるため、手入れを天候、気候に合わせ数回行います。
全体に麹の菌糸が行き渡り、しっとり感があるところまで育成すれば完成です。
原料のお米
1.米を浸漬槽に上げる
2.洗浄浸漬槽
3.水を吸った米を釜に入れる
4.こしき釜
5.蒸された米
6.種付け機と送風機
7.蒸米崩壊機
8.米をほぐす
9.製麹装置(トムゼット)
10.トムゼット内部
11.できあがった麹
12.塩の上に麹を盛る